【東京都選定歴史的建造物】選定名称は「早稲田奉仕園スコットホール」...大正10年(1921)の建設。区内に残る数少ないれんが造近代洋風建築のひとつ。大正期のれんが造としても稀少。
【東京都選定歴史的建造物】選定名称は「立教学院諸聖徒礼拝堂」...大正7年(1918)の建設。本館の右手に配置され、チューダー様式を基調とした赤いれんが造りのチャペル。 当時の大学の景観を象徴する存在。毎朝の礼拝をはじめ、創立記念やクリスマスなどさまざまな礼拝が行われます。また、パイプオルガンやハンドベルなどのコンサートのほか、卒業生などの結婚式も行われます。
【東京都選定歴史的建造物】...昭和2年(1927)の建築。ギリシャ神殿風の教会として珍しい存在。居留地時代の息吹を今に伝える建物です。
【東京都選定歴史的建造物】選定名称は「日立目白クラブ（本館及び別館）」...昭和3年(1928)の建設。スパニッシュ調の個性的な街並みを形成する７棟の住宅建築群です。
【東京都選定歴史的建造物】上田邸は、以前、忍旅館として営業しており「花園町(現在池之端)の白さぎ城」と親しまれていた。建築当時こうした洋館は珍しく、見学者が絶えなかったといわれている。(説明プレートより)
【東京都選定歴史的建造物】選定は「東京都慰霊堂」...大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災による遭難者（約58,000人）の御遺骨を納めるための霊堂として、東京市内で最も被害の大きかった被服廠跡（現在東京都横網町公園）に昭和５年に建てられました。
【東京都選定歴史的建造物】関東大震災の惨禍を永く後世に伝え、また官民協力して焦土と化した東京を復興させた当時の大事業を永久に記念するため、東京都慰霊堂の付帯施設として昭和6年に建てられたものです。
【東京都選定歴史的建造物】駒澤大学震災復興期の唯一の遺構。旧新橋演舞場、銀座サッポロライオンビヤホールなどで著名な菅原榮蔵(1892-1968)の設計で、昭和3(1928)年に図書館として建設されました。日本人建築家の手によるフランク・ロイド・ライト風建築の典型例です。現在は「禅文化歴史博物館」として公開されています。
【東京都選定歴史的建造物】現在使用されている建物は関東大震災を機に耐震・耐火性の高い鉄筋コンクリート造りの校舎として立て替えられたもの。表現主義と呼ばれる建築様式の建物で、カーブを描く壁面やアーチ窓を使った外観に特徴がある。Ｌ字型校舎の南端に位置する玄関部分には柱や入口屁等に個性的な装飾が集中して施され、建物の顔となっている。校庭に面した側の窓は他の学校よりも大きくとられ、開放的な印象を与えている
【東京都選定歴史的建造物】東洋最大規模を目標に計画されたわが国初の国立図書館である旧帝国図書館の庁舎を利用しています。明治39年(1906)の建築。
【東京都選定歴史的建造物】関東大震災の後、復興計画により架け替えられました。当時としては思い切ったアーチ橋造りで注目を集めたようです。橋全体の黄色は稲の籾殻をイメージしたものだそうです。
【東京都選定歴史的建造物】 現在の橋は関東大震災の復帰う計画として昭和4年(1929)に建設されたものです。橋名の由来は西岸にあった「御厩河岸（蔵前の米蔵の荷駄馬用の厩）」にちなむものです。
【東京都選定歴史的建造物】 現在の橋は大正12年(1923)9月1日の関東大震災によって木製だった橋板が焼け落ちてしまい、一時的な補修の後、昭和6年(1931)に架け替えられたものです。橋名の由来は諸説ありますが、江戸の東にある橋で東橋とも呼ばれていたものが転じたとの説もあります。
【東京都選定歴史的建造物】 選定名称は「東京ルーテルセンタービル」...昭和12年(1937)の竣工。昭和初期の洋風建築。シンプルでありながら親しみのもてるこの建物は、北欧風の礼拝堂どしては戦前唯一といわれていました。 設計者の長谷部鋭吉氏は日建設計の創業者のひとりです。 識別性の高いファサードデザインで富士見町のランドマークとなっています。
【東京都選定歴史的建造物】 明治の元勲松方正義の子、正熊の自邸として建てられたものです。大きな壁面の色調を押さえ、庇の垂木や窓回り部分を白色のペイント塗りして際立たせています。大正10年(1921)の建設。
【東京都選定歴史的建造物】選定名称は「いせ源本館」...昭和7年(1932)に建築された入母屋造り。２階の欄干に施された、菱形模様の彫りが特徴。木製の看板は建築当時から使用（平成８年補修済）しているもの。
【東京都選定歴史的建造物】 建設は大正14年(1925)。建物正面、左右の出入り口の上部に松模様の欄間飾りが特徴的です。現在コンクリートが敷かれている入り口は、当初は土間だったと思われます。
【東京都選定歴史的建造物】大正7年(1918)の建設。立教大学本館の軸線を延長した正面に位置し、中央のアーチをくぐった奥に中庭を配し、特徴ある塔をもち、チューダー様式を基調とした赤いれんが造りの建物です。 屋根は建設当初切り妻屋根でしたが、関東大震災の被害により現在は寄せ棟屋根に変更されています。
【東京都選定歴史的建造物】大正7年(1918)の建設。中庭を囲んで第１食堂の左に配置され、チューダー様式を基調とした赤いれんが造りの建物です。もとは寄宿舎で、屋根は建築当初切り妻屋根でしたが、関東大震災の被害により現在は寄せ棟屋根に変更されています。
【東京都選定歴史的建造物】十六世日済上人の時に、芝の二本榎の名匠、鈴木源治郎氏のの手によって昭和四年に落成。百五十坪。用材は全て桧で、数百の材木の中から一本の材料と云うほど材料を厳選して造営したものだそうである。この様な規模の木造建築は現在では構築不可能といえる。北側はガラス障子の広縁を巡らし、中央には物見台が設けられ名庭邃溪園と対坐する。頂経の間には「日本一の大きさ」を誇る大南天の床柱がある。
【東京都選定歴史的建造物】選定は「高安寺 本堂」「高安寺 山門」「高安寺 鐘楼」・・・「本堂」は寛永元年（１６２４年）に火災に遭い本堂が消失しましたが、享和３年（１８０３）に再建されました。正面に掲げる「等持院」の扁額は、開基となった尊氏公の法嗣名です。
【東京都選定歴史的建造物】.「高安寺 鐘楼」..創建当初の鐘は享和元年（１８０１）の火災で焼失し、現在の鐘は安政３年（１８５６）に改鋳されたもので、同時に鐘楼が建設された。鐘は下谷保の金屋関忠蔵父子が鋳造したものとされる。
【東京都選定歴史的建造物】...この建物は、既に建てられていた南側の４つの教室と呼応して、中央に配置され、両脇に中庭を囲む回廊と教室がある。建物とその周囲に児童のためのスケール感が漂っています。
【東京都選定歴史的建造物】...細長く、体操館は、横に細長くのびる棟の中央に、半円状の体操室が突き出ており、開口部を大きくとって、前面の大芝生と一体となったスケール感の大きな景観を見せています。
【東京都選定歴史的建造物】...和風住居に洋風の接客部分を併設した、典型的な近代和風建築。南側の庭園は書院の庭園の形式をとどめており、昭和初期の邸宅の雰囲気をよく伝えています。
【東京都選定歴史的建造物】選定名称は「ＤＮタワー２１（旧第一生命館）」...戦前最後の大作として現存する大規模建築。外装は花崗岩を主とし、装飾を排したシンプルなモチーフの力強いデザインでまとめられています。
【東京都選定歴史的建造物】...公演や稽古事等に部屋を貸し出していた貸席建築である。外観は馬蹄形の窓を持つ銅版葺きの屋根、デザインを変えた窓、一階円柱の幾何学的レリーフ、内部の壁に用いられている布目タイルなどが特徴です。
【東京都選定歴史的建造物】「日本基督教団 安藤記念教会会堂」...関東大震災前に竣工してその姿を留めている貴重な教会建築です。 大谷石（一部小松石）の組積造で南西の角に出入口の塔屋を設けています。北と南の壁面にステンドグラスが嵌め込まれてますが教会の創立者、安藤太郎がハワイ総領事であったことから南面のアーチ窓のステンドグラスには布哇（ハワイ）初回受洗者を記念する文字が日本語と英語で表わされています
【東京都選定歴史的建造物】...スパニッシュスタイルで構成された外観は、スペイン瓦やタイルの装飾壁面などにより優美な雰囲気を醸し出しています。喫煙室にはイスラム様式の装飾が施され、大理石モザイクタイル貼りの床、彩色漆喰彫刻の壁なども高く評価されています。
【東京都選定歴史的建造物】選定名称は「伊勢丹本店本館」...建築当時世界的に流行したアールデコ調の装飾をふんだんに使っている。装飾性の豊かな低層部分の上に、外観の柱で垂直線を強調した上層部分が続き、屋上には明治通りと新宿通りに面して二つの塔が建つ。
【東京都選定歴史的建造物】選定名称は「新宿御苑旧御凉亭（台湾閣）」...卍形の平面をもつ御休息所をはじめ、屋根の形や色、内部装飾などで中国の建築にならっており、日本では数少ない本格的中国建築の一つです。柱に台湾杉、天井の鏡板に台湾扁柏（へんぱく）や台湾桧など、台湾から取り寄せた部材が多く使われています。
【東京都選定歴史的建造物】選定名称は「東京大学広報センター（旧医師会事務局）」...当初、竜岡門横に急病者受付所(うけつけどころ)として建設されたが、平成7年に改修を行い広報関係施設としてオープンしました。
【東京都選定歴史的建造物】...本郷御殿下グラウンドの南に位置する高台にある、純日本式御殿造りの型を誇る武道場です。屋根の反り、鬼瓦など天平風のもので、雄渾、剛健な気風をよく映しています。中国の古典『春秋左氏伝』の「武に七徳あり」より、塩谷温博士により命名されました。
【東京都選定歴史的建造物】...農学部正門を入ると右に一号館、左に二号館があり、その先正面に三号館が位置し、ヴィスタを重視する配置で設けられている。震災復興計画に採用されたゴシック様式を踏襲しています。
【東京都選定歴史的建造物】選定名称は「中央区十思スクエア（旧中央区立十思小学校）」...関東大震災ののちに建築された復興小学校の一校です。角地を利用した正面玄関は曲線で構成され、１階と３階にはアーチ型の意匠が用いられています。
【東京都選定歴史的建造物】...関東大震災ののちに建築された復興小学校の最後期の校舎です。ガラス面を多くとった階段室や教室は、直線的なデザインで構成されており、モダニズム建築の先駆けといわれています。
清澄庭園内の数奇屋造りの建物である「涼亭」は【東京都選定歴史的建造物】です。屋根は、銅板葺きの寄棟造りで、座敷には、当時貴重であったガラス障子を用い、その外側三方に水上の吹抜縁を廻らしている。昭和６０年に全面改修工事を行なっていますが、創建時の姿を残しています。
【東京都選定歴史的建造物】...「旧三菱倉庫江戸橋倉庫ビル」...都市型倉庫（都市内にあり、貨物の配給機構の一環として利 用される倉庫）の初期のものであり、わが国における表現派風建築の代表的作品。船橋を模した屋上の塔屋や上層階の半円窓など、船体を思わせる個性的な外観を持っています。
【東京都選定歴史的建造物】...架設当時は言問橋と並び、わが国最大支間の橋として威容を誇ったそうです。土俵をデザインした円形のバルコニー等、相撲を意識した意匠が特徴的です。
【東京都選定歴史的建造物】3階の円形講堂とアーチ窓が特徴的です。3階より上は円筒形の望楼で、昭和46年まで見張に使っていたそうです。
【東京都選定歴史的建造物】...聖心女子学院の玄関口にふさわしいクラシックな正門です。亀の甲形の屋根や、亀の装飾が刻まれている門柱などが特徴。昭和10年（1935）表通りにあったものを現在の場所に移設しました。
