藤本鉄石(1816~63)は,岡山藩出身の尊王攘夷派志士。脱藩して上洛し,軍学者として私塾を開いた。文久3(1863)年天誅組の挙兵にあたり推されて総裁となったが,諸藩の討伐軍の攻撃を受けて大和国吉野で戦死した。この石標は藤本鉄石の寓居跡を示すものである。 Read more.
【ひらのくにおみほかすうじゅうめいしゅうえんのあと】平野国臣(1828~64)は,福岡藩出身の尊王攘夷派の志士で脱藩して京都で活躍。新選組に追われながら生野の変を起こすが失敗,捕えられこの地にあった六角牢獄に入れられた。元治元(1864)年7月20日,前日の禁門の変で起きた火災が六角牢獄に迫り,入牢者の破獄を恐れた Read more.